通所リハビリテーション
通所リハビリを通して身体機能・自律性向上を目指して
当院の通所リハビリテーションでは、一日約40名のご利用者さまが来られます。専門のリハビリスタッフが、お一人お一人に適したリハビリを提供し、疾患管理や身体機能の維持向上・転倒予防や活動範囲の拡大を目指していきます。
当通所リハビリテーションでは、ご利用者さまと一緒に目標を決めていただき、そこに向けて専門スタッフがサポートしていきます。通所リハビリテーションを通じて、ご利用者さまの生活の質がより高いものになるように、支援していくことを目指しています。
通所リハビリテーションとは
通所リハビリテーションとは、ご利用者さまが病院等に併設された事業所に通い、介護保険で認定を受けられた要支援・要介護の方を対象に機能訓練・歩行訓練や日常生活訓練・脳への刺激で認知症予防などを目的に、リハビリを行うサービスです。
概要
責任者 | 作業療法士 猪原紀子 |
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対象者 | 要介護1~5、要支援1~2の認定を受けられている方 |
サービス地域 | 岡山市内の岡山中央、三勲、宇野、旭操、操南、操明、平井、旭東、富山、可知、政田、平福、福島、開成、甲浦、小串の小学校区(送迎範囲外でも、家族送迎等で来所できる方はご利用いただけます。) |
休日 | 土曜日、日曜日、祝日、12月29日~1月3日 |
介護保険事業所番号 | 3310115674 |
重要事項説明書 | 通所リハビリテーションの重要事項説明書はこちらをクリック |
お問合せ及び見学につきましては、随時対応させていただいております。
詳細は、下記までお問い合わせください。
岡山リハビリテーション病院通所リハビリテーション
通所直通Tel 086-274-7020Fax 086-274-7031
サービス・設備
利用スケジュール
当通所では午前・午後の二部制で行っています
午前 | 午後 | |
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9:30頃 | 通所到着 | 13:30頃 |
9:40~11:30頃 |
ラジオ体操 自主トレーニング 個別リハビリ グループ体操 |
13:40~15:30頃 |
11:30頃 | 嚥下体操・ラジオ体操 | 15:30頃 |
12:00頃 | 通所出発 | 16:00頃 |
専従の理学療法士3名と作業療法士2名、または兼任の言語聴覚士数名による専門的な個別、集団でのリハビリを実施します。目標によっては、当事業所以外(自宅・屋外・街中等)でも評価や指導をさせていただきます。
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個別リハビリ
専門知識を用いてリハビリを提供します。自主トレーニングの指導やアドバイス等もしっかり行います。
定期的に身体・認知評価を行い日々の取り組みの成果が目に見える形で確認できるようフィードバックを行います。 -
日常生活活動練習
日常生活動作(家事動作や入浴・着替えなど)をより安全に自信をもって行えるように練習や福祉用具・自助具のアドバイスを行っていきます。
また、屋外活動ができるようになるため、屋外歩行練習や階段昇降練習、坂道の上り下りなど、積極的に練習を行います。 -
グループ体操
スタッフがお手本となり、身体機能向上を目的とした運動や日常生活動作で使う関節や筋肉の柔軟性・筋力アップ、脳トレ体操などを行います。また全体でラジオ体操や口腔体操を行っています。
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作業活動
運動以外にも、いろいろな作品を楽しく作成して頂いています。作成していただいた作品は、通所フロアに掲示しています。
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リハビリ会議
当通所リハビリテーションの医師、担当リハビリスタッフ、担当介護福祉士等と共に、ご利用者さまやケアマネジャー、関連事業所、場合によってご家族を交えて、リハビリ目標や内容の検討、情報共有を行います。
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口腔スクリーニング
口腔機能低下や栄養低下を早期に発見し、適切な管理を行うことで重度化の予防、維持回復につなげる目的から、半年に1度、口腔の健康状態、及び栄養状態について確認させていただきます。口腔ケアのアドバイス、ご家族、ケアマネージャと情報共有を行い問題解決できるよう取り組んでいます。
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マシントレーニング
筋力や持久力、バランス力を鍛えます。個々にあったマシンの選択や負荷の設定は一人一人の目標に合わせてスタッフが選定させていただきます。他にも電気刺激治療機器、バランス訓練機器等があります。
ご利用までの流れ
申し込み
ケアマネジャーやソーシャルワーカーからの情報提供
※事前見学をご希望の場合は、遠慮なくお申出ください。
当院受診
かかりつけ医からの紹介状を持参して下さい。
※当院を退院される方または当院の医師がかかりつけ医の場合は不要です。
担当者会議・
退院時カンファレンス
ご本人さま・ご家族、ケアマネジャー、入院中のスタッフ、関連事業所スタッフ、当院通所スタッフ等で情報交換を致します。
契約
通所リハビリテーションの説明と同意
要支援の方へのご案内
- 通所リハビリテーションのご利用にあたり、医師、担当リハビリスタッフと具体的な目標設定を行い、心身機能の維持・改善を図るとともに、ご自宅での動作やその他の社会活動など自立した生活へと繋げるための支援をさせていただきます。
- 目標の達成度・状態によって医師と相談の上、当通所リハビリテーションでのリハビリ終了とさせていただきます。より自立した生活へと移行し維持できるよう関連事業所と連携し、次のサービス等へと繋げさせていただきます。
- ご利用開始から3ヶ月毎に計画書の説明があります。
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ご利用の修了後もお困りな点・不安な点がございましたらお気軽にご相談ください。
問題解決に向けた支援や各事業所、サービスの紹介等を行っていきます。
介護職員等殊遇改善加算
介護職員等処遇改善加算の見える化要件
当事業所は介護職員等処遇改善加算を取得し、賃金改善などのスタッフの賃金体系の整備、計画的な研修機会の提供などの職場環境整備に努めています。
職場環境等要件の取り組み内容
区分 | 内容 |
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入職促進に向けた取組 | 法人や事業所の経営理念やケア方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化 |
他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築 | |
職業体験の受入れや地域行事への参加や主催等による職業魅力度向上の取組の実施 | |
資質の向上やキャリアアップに向けた支援 | 働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等 |
研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動 | |
上位者・担当者等によるキャリア面談など、キャリアアップ等に関する定期的な相談の機会の確保 | |
両立支援 ・ 多様な働き方の推進 |
子育てや家族等の介護等と仕事の両立を目指す者のための休業制度等の充実、事業所内託児施設の整備 |
職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備 | |
有給休暇が取得しやすい環境の整備 | |
業務や福利厚生制度、メンタルヘルス等の職員相談窓口の設置等相談体制の充実 | |
腰痛を含む心身の健康管理 | 介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の修得支援、介護ロボットやリフト等の介護機器等導入及び研修等による腰痛対策の実施 |
短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業員のための休憩室の設置等健康管理対策の実施 | |
雇用管理改善のための管理者に対する研修等の実施 | |
事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備 | |
生産性向上のための業務改善の取組 | タブレット端末やインカム等のICT活用や見守り機器等の介護ロボットやセンサー等の導入による業務量の縮減 |
5S活動(業務管理の手法の1つ。整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったもの)等の実践による職場環境の整備 | |
業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減 | |
やりがい ・ 働きがいの醸成 |
ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善 |
地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上に資する、地域の児童・生徒や住民との交流の実施 | |
利用者本位のケア方針など介護保険や法人の理念等を定期的に学ぶ機会の提供 | |
ケアの好事例や、利用者やその家族からの謝意等の情報を共有する機会の提供 |